究極の弁当づくり体験(3日間:2025年2月12~14日)
究極の弁当づくり体験(3日間:2025年2月12~14日)
紀州和歌山を代表する観光名所といえば「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録された熊野古道。今回は一味違った紀州のディープな魅力を体感できる旅をご紹介します。
伝統工芸士から直接指導を受けてあなただけのオリジナル紀州漆器の弁当箱づくり。和食料理には欠かせない柳刃包丁、名入りのマイ包丁で包丁研ぎ体験。紀州の特産である生マグロ解体を見学して、おろしたての生マグロを自ら鮨を握って、その味を存分に堪能できます。自らの手で仕上げた柳刃包丁を使って「飾り巻き寿司」づくり。
飾り巻き寿司を紀州漆器のオリジナル弁当箱に詰め、国名勝指定庭園(重要文化財指定建造物)琴ノ浦温山荘園で、紀州の自然と風土が育んだ食と伝統文化に思いを馳せてKISHU Urushi Bentoをいただきます。
15個の在庫
詳細を表示するタイムスケジュール
1日目
12:00-12:30 和歌山駅集合・移動
12:30-14:00 食事・プログラム説明・自己紹介
14:30-15:15 和歌山城見学
15:15-16:00 包丁研ぎ体験
16:00-16:30 抹茶
2日目
10:00-11:00 漆器解説
11:00-12:00 漆体験
12:00-13:00 ランチ
13:00-15:00 蒔絵体験
15:30- お土産購入
3日目
10:00-11:00 生マグロ解体・寿司体験
11:00-13:00 飾り巻き体験
13:30-14:30 食事・写真撮影
伝統工芸士とつくる、紀州漆器のオリジナル弁当箱
谷岡 公美子
谷岡公美子氏は塗りと蒔絵(まきえ)の両方の技術を持ち、「総合部門」で伝統工芸士に認定されている稀有な存在。国内外のメディアに多く取り上げられ、伝統的な漆器の魅力にとどまらず、漆の新たな可能性を広く発信している。
海南市美術展入賞8回
第57回和歌山県美術展覧会 毎日新聞社賞
2009年度 伝統工芸士認定(紀州漆器 総合部門)
2018年11月26日 平成30年度伝統的工芸品産業功労者等表彰
2018年度2020年度 全国伝統的工芸品公募展入選
2023年度11月2日 伝統的工芸品産業功労者等経済産業大臣表彰
伝統工芸士の指導のもと、紀州漆器づくりに挑みます。天然素材を使った漆器は軽くて頑丈で、まさに一生もの。この地で代々受け継がれてきた伝統技法を学べるこの機会は、絶滅の危機に瀕する伝統技術を守るための貴重な体験です。さらに日本で唯一の漆塗り総合部門で伝統工芸士に認定された女性伝統工芸士、谷岡公美子氏から直接学びます。欅(けやき)の拭き漆(ふきうるし)蓋つき椀や国産木地にこだわった貝蒔絵の弁当箱づくりを通じて、紀州漆器の奥深さに触れることができます。伝統工芸士とつくる正真正銘の紀州漆器、一生ものとして使いつづけることができるオリジナル弁当箱を旅の思い出にお持ち帰りください。
柳刃包丁研ぎとマグロ解体見学
和泉 圭紀
大学時代に和歌山中央市場で鮪配達のアルバイトで鮪と出会う
その時の師匠方と和歌山のマリーナシテイでの世界リゾート博(1994年開店)での黒潮市場(観光のお客様相手の海鮮市場)をオープンに従事
その中で鮪解体ショーは開業当時からの名物として27年間毎日3回開催されて(通算30000回以上で日本一)近年ではインバウンドのお客様で賑わう
また近年では鮪解体ショーを出張して欲しいとの要望も多くあり、出張専門の会社(鮪名人)を立ち上げ国内のホテルイベントなど年間平均120件の出張のほか、国内の有名百貨店の販売イベントや海外のイベント出展や技術指導などを行っている
近年は通産省後援のジャパンイベントなども積極的に参加しており、鮪解体ショーのライブ感でイベントを盛り上げ日本の文化、日本食材のPR活動に従事
イベント以外では香港中心部での大型飲食店での豊洲の仲買の山治とのコラボ店舗 (築地山貴)での解体ショーは人気を博している
和歌山県の認定の解体ショーとして 和歌山県の文化芸能部門に認定されるプレミヤ和歌山にも選ばれる
別名(鮪が最も恐れる男)と呼ばれる
和歌山城の魅力と共に、日本の伝統技術に触れる特別な体験をお届けします。歴史ある和歌山城を眺めながら※、かつて大村砥石の産地としても知られたこの地で、鮪解体師・和泉圭紀氏の指導のもとで柳葉包丁研ぎを学びます。また、ツアーに参加して頂いた方のためだけに、和泉圭紀氏によるマグロ解体を目の前で実演します。
紀州生マグロの食文化について学び、自分で研いだ柳葉包丁の切れ味を確かめ、自ら鮨を握って食す。そして、あなたの名前が刻まれたオリジナル柳葉包丁と砥石を旅の記念にお持ち帰りいただきます。和歌山城内の茶室「紅松庵」で抹茶と生菓子もお楽しみください。
※冬期は包丁研ぎの場所が変更になる可能性があります。
その魅力を世界に、かおり巻子先生の飾り巻き寿司体験
かおり 巻子
2008年より巻き寿司を始める
2015年2月バレンタイン向け寿司「ラブスワン」で寿司講師をスタート
2019年迄20-30名の定期寿司教室開催
寿司講師の育成、ホテル厨房指導、テレビ取材数回、フリーペーパー数社にレシピ提供
海外からの受講生多数、自身もグアムやトルコの古城で寿司クラス開催しヨーロッパ各国に配信される
目の前で捌いた生マグロを使って、飾り巻き寿司をつくります。テーマは2月の花「梅」と雪を冠した「富士山」。飾り巻き寿司づくりを通じて、飾り巻き文化について学びます。さらに、自分で作った漆器の弁当箱に飾り巻き寿司を詰めて、日本の弁当文化を堪能しましょう。
ランチタイムのロケーションは紀州随一の大庭園、国名勝指定庭園の琴ノ浦温山荘園で。庭園内は松林が美しく繁り、時おり魚のはねる音や野鳥のさえずりが静けさを一層際立たせ、藤やつつじの時期には庭園を華やかに彩ります。近代和風建築の主屋、茶室などゆったりと鑑賞したり、座敷に座って庭の全景を眺めたり、心安らぐひとときをお過ごしください。
細川 範子
和歌山県生まれ、和歌山県育ち。
2013年 高野・熊野地域通訳案内士免許取得後、ボランティアガイドとして経験を積む。
2015年 全国通訳案内士免許取得を機に高野山、熊野、和歌山城など、通訳案内士として主に和歌山県内で仕事を始め、徐々に活動の範囲を広げてきた。現在は高野山・熊野古道を中心に、京都、奈良、大阪、和歌山、四国を案内している。特に日本の歴史、伝統、文化の基礎となる神仏習合に焦点を当てた案内には定評がある。
2021年に全国通訳案内士に向けて、「高野山&熊野」のズーム研修を3講座行い、2022年以降、ズーム研修に基づく通訳案内士向け実地研修の講師を高野山と熊野で毎年行っている。
注意事項(必ずお読みください)
服装・持ち物について
- 3日間とも、汚れても良い服装でお越しください
- 初日は外でのイベントのため、防寒対策をお願いいたします
漆弁当箱製作について
- 弁当箱の貝蒔絵のデザインをオリジナルの柄にしたい方は、前もって考えてきてください。サイズは180×125×53mmです。下絵も用意しております
- 漆の性質上、かゆみ等が出る方がまれにいらっしゃいます。手袋等ご用意しております
包丁について
- 包丁に名入れをご希望の方は、2025年1月31日までに、12文字以内でご指定のうえ、メール等でご連絡ください
食事について
- 3日とも昼食付きプランでございます(1日目:「ちひろ」にて和歌山城御膳、2日目:弁当、3日目:自作の飾り巻寿司弁当)
- アレルギー等がある方は事前にお知らせください
宿泊について
- 宿泊付きプランもございます。ホテルまで送迎付きです
交通について
- 希望者はバスではなくハイヤーもご提供できますので、別途ご相談ください。
以下のものは料金に含まれます
- 集合から解散までの交通費
- 3日間昼食代
- 和歌山城、温山荘入場料
- 通訳ガイド代
- 各講義料(包丁研ぎ、伝統工芸士漆塗り体験、マグロ握り指導、マグロ解体ショー、飾り巻き寿司)
- 和包丁・砥石・椀・漆塗弁当箱等材料費
- 茶室での抹茶代
以下のものは料金に含まれませんので別途ご負担ください
- 昼食時ドリンク代
- ホテル有を選ばれなかった場合の宿泊費