Refind Japan
- Experience local food Culture -
Refind Japanは、日本の食と伝統文化の魅力を再発見する体験型ツアーです。日本の自然は四季折々に多様な恵みをもたらしています。春といえば山菜や筍に代表される山の幸、夏の日差しに輝く海と青い空、海辺で味わう新鮮な海の幸、紅葉に包まれた里山で堪能する豊かな秋の実り、雪景色とともに味わうその土地ならではの素材を活かした郷土料理。日本の自然と風土が育んだ食と伝統文化の魅力を、ここでしか体験できない特別な思い出となるよう、厳選されたストーリーをお届けします。
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Story01
紀州の食と伝統文化を五感で堪能
万葉集に詠われた絶景の宝庫、和歌の浦。和歌山の中心に白亜の天守閣がそびえ、徳川御三家の威容にふさわしい風格のある和歌山城。日本の食文化を黒子として支える天然砥石、紀州は大村砥石と呼ばれる良質な天然砥石が産出された土地です。生マグロの延縄漁(はえなわりょう)水揚げ日本一を誇る勝浦漁港。今回の旅では和歌山城を眺めながらマグロ解体師和泉圭紀氏に手ほどきを受けて柳葉包丁を研ぎ、自ら研いだ包丁でその切れ味を体感。さらに和泉圭紀氏が間近でマグロ解体を実演します。さばきたての生マグロの味を、自ら鮨を握って存分に堪能します。
石川県の輪島塗、福島県の会津塗とならび日本三大漆器の一つと称される紀州漆器。江戸時代には紀州徳川家の保護のもと発展しました。紀州漆器は和歌山県岩出市の根来寺(ねごろじ)の僧侶たちにより、日常づかいの器としてつくられていた根来塗(ねごろぬり)が起源とされています。1978年に紀州漆器は国の伝統的工芸品に指定されました。谷岡父娘はその技術を伝統工芸士として2代で守り、受け継いでいます。谷岡公美子氏の指南を受け、蒔絵体験を通じて漆器づくりの奥深さを学びます。伝統工芸士とつくる正真正銘の紀州漆器、一生ものとして使いつづけることができるオリジナル弁当箱を旅の思い出にお持ち帰りください。
紀州の自然と風土が育み、人々が連綿と紡いできたその土地ならではの食と伝統文化の魅力を五感で堪能する旅が始まります。
古より人々を魅了する和歌の浦
和歌の浦は、万葉集に詠まれた美しい自然と歴史が融合する絶景の地。四季折々の風景は訪れる者を魅了し、特に桜の季節には古の歌人たちの心情に触れられる特別な場所です。江戸時代には歴代の紀州藩主もその美しさに心を奪われ、愛でたと言われています。静かな波音と緑豊かな山々につつまれて、心安らぐひとときをお過ごしください。
徳川御三家の威風漂う和歌山城
和歌山城はこんもりと緑茂る虎伏山(とらふすやま)に白亜の天守閣がそびえ、徳川御三家の威容にふさわしい風格を醸し出しています。石垣には、紀州特産の青石(緑泥片岩)が使われ独特の風合いを感じることができます。天守閣に登ると和歌山市街が見渡せ、紀ノ川がゆったり流れているのがよくわかります。
伝統工芸 紀州漆器
紀州漆器は海南市黒江地区を中心に生産され、日本三大漆器の一つと称されています。室町時代、近江系木地師によって渋地椀が作られたのが始まりだと言われています。また、現在の岩出市にある根来寺(ねごろじ)で、僧侶達が寺用の善・椀・盆などを自ら作った、いわゆる「根来塗」が紀州漆器の起源の一つと言えるものです。紀州漆器の魅力は用の美が根底にあります。
日本の伝統文化工芸の黒子天然砥石
日本の伝統文化、工芸に無くてはならない切れ味の鋭い刃物を、陰で支えてきた黒子が天然砥石です。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食。素材の味を引き出すために、天然砥石で和包丁を研ぐことにこだわる料理人が多くいます。紀州産大村砥石は主に鍛冶屋で使われ、焼き入れ、焼き戻し後にできる黒皮を剥いだり、刃の表面にできる打痕を除去したりする用途で使われます。
延縄漁水揚げ日本一、紀州勝浦産生マグロ
和歌山県南部に位置する風光明媚な海辺の町・那智勝浦町。この町にある「勝浦漁港」は延縄漁(はえなわりょう)による生マグロの水揚げ日本一を誇ります。江戸時代にそのルーツがあるマグロの延縄漁。冷蔵・冷凍技術のない江戸時代、新巻鮭のように加工され、塩漬けにして食べられていました。マグロが生食として普及していくきっかけとなるのが醤油との出会いでした。その醤油醸造の発祥の地が、紀州湯浅であることは偶然ではなく必然だったのでしょう。
Refind KISHU
日本のここでしか体験できない旅を求めているあなたに。紀州の自然と風土が育み、人々が連綿と紡いできたその土地ならではの食と伝統文化の魅力を五感で堪能する旅へ出かけましょう。
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